気がめいるの意味と使い方・類語と例文

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気がめいるの意味と使い方・類語と例文

「気がめいる」の意味

「気が滅入る」は憂鬱な気分である事を意味しています。元気がなく、気持ちが弱っている状態のことです。

気が滅入る原因は他人からの圧力によるものと、自分自身のコンディションによるものの二種類があると考えればよいでしょう。反抗できない目上の人から継続的に圧力を受けている場合や、病気が長く続いてずっと入院していなければならなにような状態です。

詳しく後述しますが、決して一度だけ怒られたり、痛みは激しいけれどすぐ治る病気や怪我に対しては「気が滅入る」は使われません。いずれにせよ気が滅入る原因は比較的長い時間軸で捉えられる対象となるわけです。

「気がめいる」の使い方

「気が滅入る」は単に嫌な事や気分が落ち込む様を表すのではなく、何度も何度も継続的に自分の好まざるシチュエーションが連続している状況で使われる言葉です。つまり時間を追う毎にどんどん気持ちがダウンしていく心境を表現しているわけです。

また、気が滅入るという言葉には激しい怒りや憎悪はありません。どちらかというと諦めに近いような、静かな拒否感情です。そのため、怒りを見せることの出来ない相手に対しても使われることが多いのです(上司や親、先輩など)。

気が滅入るを使う場合は、「怒る」や「激怒する」、「怒髪天を衝く」といった言葉と混同しないよう注意しましょう。

「気がめいる」の例文

全く興味の持てないデートコースに彼女は気が滅入ってしまった

せっかくの彼氏とのデートもお互いの趣味が全く合わないとただ辛いだけの時間を過ごすことになります。例文の彼女もおそらく最初の方は楽しく笑顔で彼の案内するデートコースを一緒に歩いていたのでしょう。しかし、行く場所行く場所全て自分の全く興味の持てない場所であったなら・・・さすがに気が滅入ってしまいますね。これから先、本当に付き合っていくべきなのだろうか・・・。という彼女の心の重さが「滅入ってしまった」という部分に表現されているわけです。

「気がめいる」の類語と応用・例文

「気がめいる」の類語は「嫌気がさす」や「嫌いになる」、「気後れする」、「萎える」、「うんざりする」、「飽きる」等となります。

毎日毎日同じ説教を聞かされると嫌気がさす
嫌よ嫌よも好きのうちと言われたがなおさら嫌いになった
あまりにしつこく誘われると逆に気後れしてしまう
また今日も嫌な上司と顔を合わすと思うと出社の意欲が萎えてしまう
何度言い聞かせても理解してもらえないといい加減うんざりする
代わり映えのしない料理の連続に飽きる

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