「ダウト」の意味と使い方・類語と例文

スポンサードリンク

「ダウト」の意味

「ダウト(doubt)」とは「疑わしい」「信用しない」という意味です。相手が言っていることについて「嘘なんじゃないか」「本当は違うんじゃないか」と感じる気持ちを表しています。「ダウト」は英語ですが、現在の日本では日常会話やツイッターなどでも使われるようになりました。

「ダウト」と言えばトランプゲームが有名ですが、この場合も「疑わしい場面」で「ダウト」とコールします。コールされた人が本当に嘘をついていれば勝ち、そうでなければコールした人の負けというゲームです。

「ダウト」の使い方

「ダウト」という言葉を日常やツイッターの中で使うのは、相手の発言に対して疑いを持っているときや、嘘であると見抜いているときです。たとえば、相手が「自分はまだ10代だ」と言っているのに、20年前の出来事を体験している旨のツイートをしている場合などでしょう。「ダウト!あなたが10代なら、20年前の出来事を経験しているわけがない」と告げることができます。

しかし「ダウト」は相手に対してその嘘を追求したい場合にしか使えないわけではなく、使い方に明確なルールががあるわけでもありません。軽い遊び気分や、友達同士での言葉遊びのひとつとして認識されていることも多いでしょう。

「ダウト」の例文

  • 「それは明らかにダウト!」
  • 「ダウト!あなたはその日出張だったのだから、その店に居たわけがない」
  • 「○○さんって言ってることがいつもダウトっぽいんだよね」
  • 「○○さんはダウトなことしか言わないから信用できない」
  • 「あの人の経歴、全部ダウトだと噂になっているよ」
  • 「ダウト、その話しをあなたが知っているわけがない」

「ダウト」の類語と応用・例文

「ダウト」という言葉では、一言で「本当?嘘じゃないの?」「信用できない」など日本語ではやや言いにくい心情を表すことができます。しかし「ダウト」という言葉を使うことに抵抗がある人も多いようです。

  • 「あなたの言葉って、何となく勘ぐってしまうんだよね」
    「勘繰る(かんぐる)」という言葉も「疑う」「信用に足りない」という意味で「ダウト」と同じように使うことができます。しかし相手を非難するような直接的な言葉ではない分、疑っている側としては使いやすく、言われた側のショックも小さめなことが多いでしょう。
  • 「あらぬ疑いがかからないように、発言には気をつけてね」
    「あらぬ疑い」とはそのままの意味だと「見当違いの疑い」という意味です。しかし明らかに疑わしい場合で使うことで「疑われて当然」「疑われるだけのことはある」という強い皮肉の意味を持ちます。「ダウト」と決定づけているのと同じ状態であることを相手に匂わせることができるでしょう。
サブコンテンツ

このページの先頭へ