山あいの意味と使い方・類語と例文

スポンサードリンク

山あいの意味と使い方・類語と例文

「山あい」の意味

「山あい」とは漢字で「山間」と書きます。つまり山間部のことですね。ただ、文章として実際に使われる場合は「やまあい」と言う場合はどこかのどかな、朗らかなイメージの田舎や村等を連想させる事が多く、「さんかんぶ」と言う場合は人の侵入を拒むような厳しい自然環境の事を意味するケースが多くなります。

いずれにせよ、山あいは都会や町中とは正反対の意味であり、人里離れた場所や病院やコンビニも無いような僻地を指し示していることは間違いありません。

単純に「山あい」と書いただけでは具体的な場面を読み手に想像させるには言葉足らずとなりますので、前後に詳細で具体的な描写を付加し使うようにしましょう。

「山あい」の使い方

のどかな山あいの村、●●には今日も子どもたちの笑い声と虫の鳴き声が響き渡っていた。

山あいといえば村、ですね。基本的には平和な場面を連想させる言葉です。逆に物語では平和な村に訪れた危機を、コントラストを持って演出するために山あいの村、山あいののどかな村、と描写する事も多いのです。

山あいという言葉の使い方において特に注意する事などはありません。意味さえ間違っていなければ普通に使いましょう。ただ、それでも敢えて一点だけ注意点を挙げるとするならば、山あいという言葉はやや「物語的」ですのでビジネス文書やメールにはあまりそぐおわないかもしれません。ケースバイケースで読み手に違和感を覚えさせないよう最低限の配慮は必要となりますね。

「山あい」の例文

山あいの小さな村にある中学校は生徒数3名。今年度での廃校が既に決定している。
私が生まれたのは小さな山あいの村。住民は55人でとっくの昔に限界集落入りしている。
私が赴任したのは山あいにある町…ではなく村だった。あまりに規模の小ささに初日で村民全員の名前と顔を覚えてしまった。

「山あい」の類語と応用・例文

山間部に流れる小川には珍しい天然記念物の魚が多く生息している。
峡谷には澄んだ空気と美しい清流が流れていた。
この山里には日本人が忘れた懐かしい何かがある。
山々の谷間に動物の鳴き声が響き渡る。

サブコンテンツ

このページの先頭へ