界隈の意味と使い方・類語と例文
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「界隈」の意味
「界隈」は「かいわい」と読みます。元々は「そこら周辺」、「付近」、「近辺」といった物理的な地理について指し示す言葉だったのですが、そこから転じて特定のジャンルや業界を指す場合も使われるようになりました(例:出版社界隈)。
また、最近ではSNSやSNS内の「クラスタ」の意味でも界隈という言葉が使われます。「Twitter界隈で話題」や「Instagram界隈で人気の」といった使われ方ですね。SNSは既に若者だけのものではなく、老若男女入り乱れて利用されていますから、古くからある日本語とSNSのような新しいテクノロジーの融合というのもこれからどんどん増えていくのでしょう。
界隈の使い方の注意点としては、フォーマルな内容の文章ではあまり使わない方が良いという点です。スラングとまではいきませんが、やや俗っぽい表現、砕けた表現となりますので礼節をわきまえる必要のある文章や会話の中では用いるべきではありません。
「界隈」の使い方
最近、歌舞伎町界隈ではぶっそうな事件が頻発しているため特に夜間は気をつけなければならない。
事件や噂話などちょっとダーティーな話題と「界隈」という言葉は特にマッチします。別段、「界隈」という言葉に悪い意味があるわけではないのですが、清廉な話題にはあまり使われる事のない言葉だと言えるでしょう。
皇居界隈、明治神宮界隈、法隆寺界隈…といったような使い方はあまりされません。
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「界隈」の例文
雑餉隈界隈は最近新しい商業施設が建設され多くの人で賑わいを見せている。
谷山界隈では住宅地の造成が急ピッチで進んでいる。
Twitterの投資家界隈では専ら次の日銀金融政策が話題だ。
海外サッカー界隈では移籍シーズンを前に様々な噂が飛び交っている。
「界隈」の類語と応用・例文
天神付近では事故が多発しているため警察官が数多く警備にあたっている。
梅田近辺では関西芸人のロケと遭遇する可能性が高いのでおもしろい。
プロ野球の業界関係者達の間では次のk球団の監督候補の噂でもちきりだ。
ガソリンを積んだタンクローリーの事故で辺り一面とんでもない臭いが漂っている。
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