目がくらむの意味と使い方・類語と例文
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「目がくらむ」の意味
「目がくらむ」という言葉は物理的に視覚が失われてしまったり、或いは意識が飛びそうになるという意味の他、冷静さや正気を失うほど感情が乱されるような場面においても使われる言葉です。
シチュエーションとしては、「高さ」に関連して使われる場面が多い言葉で、高所恐怖症の人がとても高い場所から下を見下ろした際に目がくらんだり、金額の高さに目がくらんで悪行を働いてしまうような表現が多く見られます。
もちろん、その他にも「目がくらむ」は使われますが、良い意味でも悪い意味でもどちらでも使うことが出来るのがこの言葉の一つの特徴と言えるでしょう。
「目がくらむ」の使い方
夢中で崖を登っていた彼だったが、それは目がくらむような高さにいる事実を忘れるためであった。
最も多いのは物理的な高さに恐れおののき意識が遠のいてしまう様を表す使い方です。「目もくらむような高さ」は高い高度を表すとてもポピュラーな表現となっています。目がくらむ、もしくは目もくらむ、はとても使いやすい言葉ではありますが、文章中において複数の意味で頻繁に使ってしまうと内容が伝わりにくくなってしまうので気をつけましょう。
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「目がくらむ」の例文
気付いた時には彼は目がくらむような高さにまで釣り上げられていた。
彼が相続した金額は目玉が飛び出る程…正に目がくらむような金額であった。
彼の行ったあまりにも残虐な行為に彼女は目がくらむ思いであった。
呼吸困難に陥った彼は目がくらみながらも必死に相手にしがみつき続けた。
目の前の美人にすっかり目がくらんでしまった彼は、「ハニートラップに気をつけろ」というアドバイスをすっかり忘れきっていた。
「目がくらむ」の類語と応用・例文
「目がくらむ」という言葉には上述した通り、「めまいがする」、「意識が遠のく」といった意味や、「正気を失う」「冷静さを欠く」といった意味があります。
高所恐怖症の彼はあまりの高さに目眩がした。
恐怖の連続に彼女が意識が遠のいていくのを感じた。
彼は提示された法外な年俸に正気を失ってしまったようだ。
冷静さを失った彼は後先考えずに相手に飛びかかった。
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