鞭撻の意味と使い方・類語と例文
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「鞭撻」の意味
「鞭撻」は「鞭撻」と読みます。元々は「ムチで打ち付けて懲らしめること」という意味だったのですが、現在では「厳しく指導すること」という意味で使われる場合がほとんどです。部下や後輩が上司や先輩に対して「ご指導ご鞭撻宜しくお願いします」と挨拶する場面を多く目にしますが、これは「厳しく導いてください」という意味になります。
鞭撻というのは上記の通り、「ご指導ご鞭撻」というワンフレーズで使う事が多く、なかなか単独で使う場面は少ないと思います。ただ、文章としては鞭撻を単独で見かける事も稀ではありますが無いとは言えませんし、機会があればボキャブラリーを増やすためにもチャレンジして頂ければと思います。
「鞭撻」の使い方
将軍から受けた鞭撻を忘れることなく作戦成功のために邁進する。
鞭撻とは言うなれば「愛のムチ」ですね。あくまでも鞭撻される側と鞭撻する側に信頼関係が無ければ成立しない言葉です。単に「教える」や「ご教示ください」と言うよりも「ご指導ご鞭撻ください」と言った方がヤル気が感じられるかもしれません。このあたりのニュアンスの違いは非常に微妙で個人差も大きくなりますが、比較的年配の方には「ご指導ご鞭撻」の方がウケが良いと思われます。
あまり「ご指導ご鞭撻」を軽々しく連発するのもいけませんが、ここぞと言う時に自分の積極性をアピールするためには「鞭撻」は便利な言葉だと言えるでしょう。
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「鞭撻」の例文
・新しく配属されました●●と申します。一生懸命頑張りますのでどうぞご指導ご鞭撻宜しくお願い致します。
・教授からご鞭撻頂いた過去を思い出し気持ちも新たに頑張ろう。
・厳しく鞭撻するばかりでは最近の若い人はヤル気を出してくれない。
「鞭撻」の類語と応用・例文
・時には激しく叱咤激励する事が上達の早道となる。
・手取り足取り教える事は逆に本人のためにならない。
・愛のムチを振るいすぎて体罰教師認定されてしまった。
・一子相伝の奥義を伝授された。
・師匠からご指南頂いた必殺技で7千の敵を軽く蹴散らした。
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